クリーニング・ファッションメンテナンス GINYOSHA

  • お洋服を大切により長く着るためのファッションメンテナンス

GINYOSHAのドライクリーニングは防菌・防カビ加工剤を仕上げに使っています

近頃では日頃のウイルス対策や衛生管理が気になりますね。GINYOSHAではドライクリーニングの仕上げの工程で、防菌・防カビ加工剤(BC-10)を使用しています。

これは「塩化ベンザルコニウム」を成分とする加工剤です。「塩化ベンザルコニウム」は、新型コロナウイルスを実際に使用した確認方法により、同ウイルスの粒子数を、加工剤の濃度0.05%で2分間処理により、99.999%、また加工剤の濃度0.01%で5分間処理により99.99%、減少させる効果があると実証されております。
(JIS規格(L1922)によると、減少率99%以上で「効果あり」、99.9%以上で「十分に効果あり」と評価されます。)

洋服を安心してご着用いただくためにも、ドライクリーニングをおすすめします。

ご注意ください!衣服への消毒液のトラブル増えています。

ウイルス対策の消毒液は、種類によっては、衣服の色落ち、変色などダメージにつながります。

ご家庭で洗剤や薬品などを希釈して消毒液を作ってご利用になる方が増えています。また、お出かけ時には備え付けられている消毒液を使用されることもあると思います。

中でも似ている名前の「次亜塩素酸ナトリウム溶液」と「次亜塩素酸水」は別ものです。衣服へのご仕様の際には注意が必要です!

次亜塩素酸ナトリウム溶液

ハイター・キッチンハイターに代表される塩素系漂白剤に使われる成分です。

人体にも悪影響があります。衣服に扱う場合は要注意です!色柄物やデリケート品は変色などのダメージを受け易いです。

次亜塩素酸水

食塩水を電気分解して生成する液体のため衣類や人体への影響が少ないです。色柄物やデリケート品でも使用できます。

ただし使いすぎるとシミになる場合もあります。また高濃度であったり、熱を与えると脱色する場合もあります。

<参照情報>

独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)
新型コロナウイルスに対する消毒方法の有効性評価について最終報告をとりまとめました。~物品への消毒に活用できます~
https://www.nite.go.jp/information/osirase20200626.html

「次亜塩素酸ナトリウム溶液」を希釈した消毒液を衣類に振りかけて、変色したり、色落ちしてしまったごいうご相談をいただいています。消毒液をご利用の際には、成分を確認し安全にご使用ください。

GINYOSHAのクリーニングのご紹介

店舗でのクリーニングに加えて、海外ブランドやドメスティックブランドの高級衣類品のクリーニング、ウェディングドレスやカラードレスなどに特化したクリーニングを手がけて参りました。

ファッションメンテナンスの考え方で、衣類の表面的な汚れを落とすだけではなく、お洋服をより長く、より大切に着続けられるためのご提案をしています。

クリーニング・ファッションメンテナンス GINYOSHA

家庭の洗濯でシワを抑えるお洗濯と干し方

『家庭洗濯でのシワは、アイロンをかければキレイに伸びる』と思っていませんか?
洗濯するときの少しの工夫のプラスで、シワや型くずれを防ぐことができてフィニッシュアイロンがもっとキレイになります。

シワを防ぐお洗濯のポイント

ポイント1 ネットを使った脱水で型くずれとシワを抑えられます

洗濯をするときに洋服の型くずれや摩擦を防ぐのに洋服の大きさに合ったネットに入れましょう。ひとつのネットに1枚の洋服を入れるのが大切です。

シワを抑えるには柔軟剤を使うことも効果があります。

洋服のシワや型くずれは脱水時間が長すぎると起きてしまうことが多いです。脱水時間は短い時間にするのをお勧めします。

厚手の洋服と薄手の洋服を一緒に脱水するのはシワや型くずれの原因になるので薄手の洋服はネットに入れて脱水して、脱水後にネット後に先に取り出して残りの洋服は再度脱水するのがいいですよ。2回に分けて脱水をお勧めします。

ポイント2 脱水後はシワを伸ばして素早く干しましょう

脱水した後は時間が経つとシワになってしまうので洗濯した洋服はできるだけすぐに取り出して干しましょう。

シワを伸ばしてから干すことでフィニッシュアイロンの仕上がりがキレイになります。肩や袖を持って上下に数回振ることで大きなシワを抑えることができます。

ポイント3 洗濯すると縮みやすい縫い目はしっかり引っ張ってから

エリや前立ての部分、ポケットや袖口など縫い目のシワの目立つところは軽く引っ張って伸ばしておくとフィニッシュアイロンがきれいになります。

折り目やプリーツ、ヒダなどは折り目に沿って軽く引っ張って形を調えます。
シワを伸ばした後は、取り扱い表示に従って干しましょう。

家庭の洗濯でシワを抑える洗濯方法&干し方まとめ

ポイント1 大切な洋服はネットを使って、脱水時間を短くしてシワを抑えましょう。
ポイント2 脱水が終わったら、シワを伸ばして素早く干しましょう。
ポイント3 縫い目や着た時に目立つところは軽く引っ張ってしわを伸ばしましょう。

洗濯方法のわからない洋服はプロにカウンセリングを受けてから、家庭洗濯することをお勧めします。

バッグの色と洋服の色のバランスと選び方

バッグクリーニング10月に入り、やっと初秋の香りがしてくる季節になってきました。
夏場は汗や湿気による色落ちや色移りなどが気になってしまったバッグ、これからの季節は洋服とのバランスを考えてオシャレができる季節になります。
バッグもファッション大切な一部なので色なども考えてコーディネイトしたいですね。

昔のルールでは、バッグと靴の色は合わせるのが一般的でした。
しかし、今では必ずしもそうする必要がないと考えるのが一般的です。
それならば好きな色同士を合わせればいいかというと、ちょっとした法則があります。

バッグと靴の色を合わせる

基本の色使いのコーディネートです。
スタンダードな黒や茶色のアイテムについては、靴と同じ色のものを選んでください。
よりオフィシャルな感じを出したいときは、黒色の靴に黒色のバッグ、茶色い靴に茶色のバッグにした方が良いでしょう。

黒色と茶色は昔から定番の色です。黒色と茶色の靴にオーソドックスな形のバッグを合わせる場合は、昔からのルール通り、色を合わせたほうが綺麗にバランスの良いコーディネイトになります。

バッグと洋服の色を合わせる

靴の色と合わせなくても、洋服の中の1色を使うのも、とり合わせとしては簡単でオシャレに見えます。
全身の洋服が黒と茶のコーディネイトの場合、靴も黒色、バッグは茶色や黒色と茶色のバイカラーのバッグでも大丈夫です。
色選びに統一感があればバランスの良いコーディネイトになります。

差し色としてバッグの色を選ぶ

バッグの中でもアクセサリー的な要素の強いクラッチバッグやパーティーバッグなどの場合、全体のコーディネイトの差し色としてバッグを全く違う色にすることができます。
全身の洋服が黒一色のコーディネイトにネオンピンクの小さなバッグ。
色をきかせることによって、オシャレ度が増します。

バランスも考えながら楽しむ

全体的な色のバランスは、オフィシャルな雰囲気を出したい場合は色を合わせて、カジュアルな場合は色を合わせる必要がないということです。

黒色や茶色のドレスシューズやクラシックなパンプスの場合、色を合わせるとより一層オフィシャルやフォーマルな雰囲気が出ます。

カラフルなサンダルやエスパドリーユ、スニーカーなどの場合は、バッグの色を合わせは気にしなくてもいいでしょう。
 
いろいろと色遊びをして自分なりの洋服と靴とバッグの色合わせのルールを見つけてみてください。

自分で考えて選択した色の洋服や靴やバッグを持つとずっとおしゃれに見えますよ。
これから迎える、彩りの季節のカラーコーディネイト楽しみましょう。

初秋のファッションは、色移りにご注意ください

クリーニング今年の夏も記録的な暑さでしたね。9月は夏と秋の境目の月。お洋服やファッションも、バッグや靴などからだんだんと秋らしいアイテムに変えられることも多いと思いますが、まだまだ汗ばむ暑い日もありますね。暑い日が続いているときには、洋服やバッグへの色移りが多くなっています。10月ごろにかけての季節の変わり目は、衣類やファッションアイテムの色移りが多くなりますので注意しましょう。

暑い日と寒い日の気温の変化が大きい時期は、レザーバッグやベルトからお洋服への色移りや、お洋服から淡い色のバッグやベルトなどに色がついてしてしまった、というご相談が多い季節です。色移りや色落ちを防止するポイントは、雨や汗からアイテムを守ることが大切です。特に雨の日や湿度の高い日などは、革製品を使用すると色移りの可能性が高くなります。撥水加工やレザー製品専用のワックスなどメンテナンスをし、雨や水分にレザーアイテムを触れさせないようにしましょう。

Bag着用や持ち方のちょっとした工夫もあります。体と直接触れて擦れるようなショルダー掛けは避けて、手で持って時々持ち変えることで、なるべくレザー製品に汗を吸わせないように気をつけることができます。洋服の色も、汗やショルダーと摩擦が起きると、色移りの原因になりやすいです。

中でも色移りに注意していただきたいアイテムは、合成皮革のバッグです。天然皮革に比べると扱いやすいイメージもあると思いますが、色移りをしてしまうと除去することが非常に難しいので注意しましょう。

洋服やバッグなどに色移りや移染が起きてしまったらファッションメンテナンス専門ショップやクリーニング店にご相談してください。市販のしみぬき剤などでは、使い方によっては、余計に取れなくなってしまう場合もありますので注意しましょう。

その日その日の気温や天気によって着る洋服をうまく選んで着用することも大切です。
初秋もお気に入りのファッションで楽しく過ごしましょう!

麻素材はクールビズもプライベートスタイルにもぴったりです。

まだ梅雨が明けていない地域もありますが、暑い日が続いています。じっとしていても汗が出てくるような暑さになっている夏本番です。

麻素材は風通しが良く爽やかな着心地で、コットン素材のシャツやカットソーよりも過ごしやすいかもしれませんね。夏のクールビズやプライベートスタイルに麻素材はいかがですか。

麻素材の洋服

ここ数年、気候の変化の激しさやナチュラル志向のファッションの流行もあり麻素材の服がたくさん出ています。

麻素材は原料となる植物によってそれぞれ性質が違います。種類は大きく分けてリネン、ラミー、ヘンプに分けられます。すべて別々の植物に由来します。繊維が強く、シャリ感や張り感があり通気性に優れているので肌に触れると涼しくさわやかな着心地です。汗ばんでもべとつかず素早く乾くのが特徴です。

この中でも、いちばん衣服の素材として使われているのがリネンです。

ジャケット、コート、シャツ、ブラウス、パンツ、スカートなど、ほぼすべてのファッションアイテムが麻素材で作られるようになりました。コットン素材などと合わせて作ることで麻素材特有のしわになりにくさも少し解消されました。

洗濯しても乾きが早く、洗濯に強く傷んだりやぶけたりしにくく、洗うたびに繊維がしっとり柔らかくなって肌触りが良くなっていく特徴もあります。

ご家庭での麻の洗濯方法

麻は水分をよく吸い取り、洗濯によって汚れが落ちやすいのが特徴です。

家庭で洗濯するときは脱水時間を短くして、干す前に形を整えることが大切です。これだけの手間でシワを軽減することができます。乾燥して一度ついてしまったシワを伸ばすためには十分な水分が必要です。

家庭でアイロンをかけるときは生乾きの状態か、霧吹きをかけてからアイロンをかけるのがいいと思います。

商品によっては付属品や装飾などによって家庭洗濯で洋服にダメージが起きそうな場合や、洗濯表示が家庭洗濯できない場合は、クリーニングのプロに相談してみてください。

ファッションメンテナンスのご相談、クリーニングでお困りのことなど、こちらよりお気軽にお問い合わせください。